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【選手データ】Steam版 PS4版

これまで何度もやろうと思いながら筆が進まなかった選手紹介ですが、Twitterでハッシュタグ「#自分のレスラーを掘り下げる」が大盛り上がりなのを見て、私も暇な時ちょっとずつならいけるかなと、ゆるいノリで始めてみました。まず1人目はPXF男子部の顔的ポジション「へなちょこ駄目男」です。


【出生、名前の由来】

駄目男はファイプロD(ドリキャス版)で出生し、他団体さんとネットで交流するようになって以降、男子では最初期に作ったオリジナル選手です。お恥ずかしながら、それまではオリジナルといったらウ〇コマンとか下ネタキャラばっか作っていてとても人様に出せるような選手がなく、不快にならない範囲でヘンテコな選手を作ろうと考えこれになりました。

“駄目男”は漫画の「丸出だめ夫」から連想していますが特に関連性はありません。当時は『パロジェクトX』という興行プロジェクト的なものを運営していて、その中の「怪変隊(かいへんたい)」という団体的ユニットの主力メンバーという位置付けでした。怪変隊のモットーは「明るく、楽しく、激しく、笑いもとれるプロレス」で、社会に貢献しないダメ人間でもプロレスで活躍できるようオーナーが設立したという設定。当時のHPの選手紹介

出身国がなぜかブルガリアなのは、作ってた当時どの選手でもおかしな出身国にしたがってただけで意味は無いのですが、彼の父は大手飲料メーカーの社長で、「牛乳が飲めない」という理由で跡を継がせられなかったという設定があります。既に彼は40歳を超えていますが変わらず一人称はボクチンで、モジモジしたおぼっちゃまキャラのままです。


【コスチューム、ファイトスタイルなど】

コスチュームはカイザー模様とかボロ袖とか足袋とかを無意味に入れ、自分なりのナンセンスなダサい感じを表現しています。否定形戦士というニックネームと名前の通り「ダメだ!」と試合中叫ぶ癖があり、脱力感のある掛け声での「ヘナチョコリンキック(スクリューハイキック)」や「ダメダメヒップポリマー(ブロンコバスター)」といった技でヘナチョコさを表現していますが、デビューから10数年それなりにキャリアを積んだことで技巧派レスラーとしての実力も備わっています。

ただD時代の後期に団体名をPXFとしてからはリターンズまで完全な女子団体だったため、彼の活躍はその間見せられず廃業状態でした。ワールドでのエディットもD以来だったのでタイムスリップした感があり、設定上はインディー団体でコツコツ実力を付けていたとごまかしています。しかし大会で最近頑張ってる姿を見てるとあぁ、見てない内に随分成長したんだなぁと勝手に納得してる自分もいて(笑)。

余談ながらワールドで作った当初の必殺技は「ヘナチョコリンバスター(マンモスバスター)」で、あまりにロープブレイクになり易いので改良を命じ、代わった新必殺の「シン・ヘナチョコリンバスター(TIME BOMB)」は開発中、偶然すっぽ抜けて頭部に大ダメージを与えた偶然の産物ということになっています。といった感じで愛着のある選手なので思ったより長くなってしまいましたが、今後もPXF男子部の顔としてトップクラスだけど頼りないキャラクターを保ってもらおうと思います。